D2の冨井です。一度やってみたかったので今回は電通大陸上部の中長距離ブロックについて、独断と偏見で各選手を紹介してみます。極力見苦しい内輪ネタに落ち着かず、外部の方々に我々について知ってもらうことを意識したつもりです。
Membersにも写真あるしと思って勝手に良い感じのレース写真選んで載せちゃいましたがプライバシー的にやめてほしいとか別の写真がいいとかあったら言ってください。
私の辞書に休養という言葉は無い!900日以上完休を入れず走り続けている走行距離ヤクザ!競技14年目、入部8年目にして2024年は部内トップである12回のPBを打ち立てた!そろそろ博論の目途も立てていかなければならない時期だが、止まらない男は今年をどう駆け抜けるのか!

【青天井のサイボーグ】冨井 陸矢(D2)
3000m:8’49”99
5000m:15’10”60
10000m:31’53”11
ハーフマラソン:1:08’43
出力のデカさで質量のデカさをカバーしてなお有り余る、中国より襲来した重戦車!友達作りやダイエットと言って入部した当初はこの様子で陸上競技をやっていけるのか不安に思われていたが、今や立派な距離厨の仲間入りを果たし、たった2年足らずで対校枠争いに絡む選手に進化を遂げた!残り1ヶ月で卒部となってしまうのが勿体ないが、ラストレースでも衝撃を与えてほしい!

【揺れる大陸】李 鑫源(M2)
800m:2’07”03
1500m:4’31”79
5000m:17’09”54
シューズの新作やセール情報、他校のライバルの近況やレース結果、記録会や対校戦の情報、常に誰よりも広いアンテナを張って部員をサポートする縁の下の力持ち!”お母さん”の言葉でも形容される包括力はチームの精神的支柱にもなっている!コンスタントに練習を積んで先日はハーフで大幅PB更新、ラストイヤーの底力に期待が掛かる!

【千里眼の司令塔】佐藤 光敏(M1)
3000m:9’12”87
5000m:15’53”47
10000m:33’07”33
ハーフマラソン:1:10’26
走ってるか研究してるか食ってるか寝てるかで24時間が構成されている男!モバイルデータ通信量は月数十MB!多忙な研究活動の中でも部内トップを争う走行距離を維持し、院生の例に漏れず記録を伸ばし続けている!故障の兆候が出たらすぐに数日間落とすことで大きな穴を開けず走り続けられるバランス感覚も持ち味!度々D進の圧を周りから掛けられて否定しているが本当にその気は無いのだろうか!

【スカラー・アスリートの究極形】名手 海人(M1)
1500m:4’09”85
3000m:8’59”63
5000m:15’24”38
ハーフマラソン:1:08’54
農工大で農業工学を学んだ末にバイオメカニクスを研究するため電通大院に入学してきた異色の経歴!競技は高校時代を最後に6年以上のブランクを抱えていたらしいが日誌を見れば入部早々に毎日20km走っており皆の度肝を抜いた!苦を厭わず素直に何でも吸収を試みる長距離向きの性格、既にD進の意思がほぼ固まっているということで最終的にどこまで行ってしまうのか夢を見ずにはいられない!

【鉄人】小川 航(M1)
1500m:4’29”56
10000m:34’44”16
細い奴も長い奴も数居れど、最も細長いのはこの男!その手足をダイナミックにぶん回し、スタミナタイプの多い院生の中でもずば抜けたスピードを持っている!2024年は一旦ジョガーに転身し競技者としてはお休みの年だったようだがそろそろ久しぶりにトラックを爆走する姿を拝みたい!

【成層圏の摩天楼】佐藤 洸太(M1)
800m:2’00”26
1500m:4’16”09
5000m:16’49”60
1500m、3000m、5000m、10000mで電通大記録を保持している文句無しのエース!周囲も巻き込みながら実力でも意識の面でもチームに革命を起こす主人公!戦う、狙うと決めたからにはどんなハイペースでも躊躇無く突っ込んでいく強気の姿勢は全電通大生が見習わなければならない!

【チームチェンジャー】山下 熙莉杏(B4)
1500m:3’55”31
3000m:8’35”15
5000m:14’38”13
10000m:30’31”24
ポイント練も一人ジョグも一人、練習が終わったら即帰宅!己の道を突き進むクールでドライなスピードスターが淡々と練習回数と対校得点を稼ぎ上げる!昨年の27大対校戦では大学2レース目の3000mSCでしれっと電通大記録を更新!自称1500mの専門家だが、仲が悪いなどと公言している山下と様々な種目でバチバチ戦う姿が見たい!

【絶対零度の貴公子】二見 拓輝(B4)
800m:1’56”17
1500m:3’58”47
3000m:8’45”43
5000m:15’37”88
10000m:33’36”81
3000mSC:9’45”06
故障がちのため練習でWalkを多く取り入れていた末に競技としての競歩を始めたら2年足らずで関東インカレ出場、電通大記録更新!今も断続的に故障には苦しんでいるようだが、練習が思うように積めていない中でもやるとなったら結果を出すガッツを秘めている!穏やかに見えて中身は熱い男、元々は駅伝を走りたくて陸上部に入ったとのことで二刀流の活躍に期待が掛かる!

【不屈の陽炎】山田 夏大(B4)
800m:2’09”38
3000m:9’59”15
5000m:17’57”98
5000mW:24’06”43
10000mW:48’53”35
20kmW:1:37’53
入学時点で陸上のベテランばかりだったこの学年の中で唯一大学から始めた初心者、しかし体育の1500m走を見て部員にスカウトされるだけのセンスは本物、素晴らしい勢いで記録を伸ばしてきた!やる気の上下が激しいタイプだが勢いに乗った時はとことんかましていく!まだ見ぬ世界へ情熱を懸けろ!

【黎明の挑戦者】アチャリヤ 淳一(B4)
1500m:4’32”18
5000m:17’07”13
10000m:35’38”95
専門の800mでは関カレ標準目前、マイルでも主力として活躍しながら10000mでも宣言通り箱根予選会標準を突破したなんでもできる現主将!M科のMはマゾヒストのM、のけ反り歯を食いしばり腕振りもめちゃくちゃになりながら人体の限界を絞り出すようなラストスパートが持ち味!そのスピードは倫理観を置き去りにする!

【脱兎の如く】島田 隼(B3)
400m:51”63
800m:1’55”52
10000m:33’50”69
城西でも國學院でもないぞ!初マラソンを2:28’34で走破した天性の長距離ランナー!ここぞと決めたレースでいつも期待以上の結果を出していく調整力、実行力も強みだが「ラップを取る方が悪い」などと豪語して練習のペースを破壊していく気分屋の問題児でもある!マネージャーに「大型犬」「ポケモン好きそうな走り方」などと評されるゆったりしたフォームでライバル達を突き放せ!

【野生の6V】平林 樹(B3)
5000m:15’08”02
10000m:31’35”44
3000mSC:9’41”75
マラソン:2:28’34
暗黒の力を身に纏い電通大と戦う男!B3の冬から研究室に22時まで居るのはシャレにならないと思う!そんな過酷な生活の中でも1月は走行距離500kmを突破し、早速ハーフマラソンでも大幅PB更新!これはまだ序の口、逆境で力を増す天邪鬼がここから躍進を遂げる!

【疾風怒濤の歯車】駒野 陽高(B3)
1500m:4’45”46
3000m:10’24”99
5000m:18’21”27
ハーフマラソン:1:26’28
もやしっ子のオタク君と侮るなかれ、実はウエイトの挙上量や鉄棒ではチームトップレベル!元ドッジボール部であり当初はメンタルを鍛えるためと言って大学から陸上を始めた初心者だが、折れずに淡々と練習を継続し力を伸ばしてきている!時折生活習慣が心配になる以外は長距離適性抜群、逆見掛け倒しの爆走を見せてくれ!

【瘦身に宿る鋼鉄】中里 光輝(B3)
1500m 4’41”49
5000m 17’55”93
10000m:38’05”10
中学時代に1500m4’12、3000m9’03を出しているジュニアオリンピック経験者!全国クラスの舞台を知っているのはチームで彼だけ!普通の人間なら崩壊する局面で自分のペースを維持する粘り強さが持ち味、B2にして遂にPB目前まで至った!寝坊の多さや一般常識など少々抜けている所があるが、長距離では次世代のエース最有力候補!覚醒した彼にこの国は狭すぎる!

【日本へ、世界へ、眠れる跳ね馬】上原 歓志(B2)
800m:2’05”39
1500m:4’12”75
3000m:9’03”20
5000m:15’45”80
10000m:33’32”55
こいつとラスト勝負に持ち込まれたら終わったと思え!入部以来2年連続で部内の最優秀選手賞を獲得した超大型新人!電通大史上初の中長距離種目での関カレ出場を果たしたどころか昨年はA標準まで切ってしまった!短距離ブロックの面子を潰しかねない驚異的なスピードで一体どんな世界まで連れて行ってくれるのか!そして無事に進級し4年間で卒業できるのか!

【ラスト200mの魔王】河内 謙士朗(B2)
400m:49”40
800m:1’53”28
1500m:4’01”64
3000m:8’51”82
5000m:15’39”24
開催日を1日間違えてレース前日に現地入り、大迫傑も原監督も知らない、目標を何も書いていないため再提出を命じられたシーズンレポートを目標空欄のまま堂々と提出、ベンチプレス20kgがままならないのに何故か懸垂逆上がりはクルクル回る……こんな場所ではとても書き切れない天才エピソードに溢れた電通大陸上部の特異点!日誌をろくに記入していないため普段どれだけ練習しているのか謎だがしれっとPBは刻んできている!足音を感じさせない独特のピッチ走法が印象的だ!

【驚異の子】池田 隼斗(B2)
800m:2’16”14
1500m:4’40”99
3000m:10’40”13
様々な方向で問題児揃いの2年中長の中で貴重なしっかり者枠!茅ヶ崎からの長距離通学を脱して調布に引っ越したかと思えばブラックバイトに苦しむなど苦労人属性が多い!有気的能力を伸び代としているが持っているスピードのキレは抜群、目にも止まらぬ爆発的なピッチで周りの全員ぶっ飛ばせ!

【湘南のショットガン】曽禰 雄太郎(B2)
800m:2’04”20
1500m:4’23”85
3000m:10’43”25
5000m:17’59”91
電通大陸上部の歴史でも稀有な三障専門ランナー!ジャンプ系のドリルでは1年生ながら先輩達の見本を務める!その規格外のバネの代償に故障がとにかく多いのが困りどころ!しかし逆に言えば練習をろくに継続できていなくても1年生のエース格の走力を維持している!その身体と上手く付き合っていくことができれば伝説級の選手に成長すること間違いなし!

【リミッターを跳び越えた先へ】岩﨑 太一(B1)
都立上野高校出身のシティボーイ!バスケ少年らしい束ねた髪をなびかせながら今日も朗らかにグラウンドを駆ける!中距離タイプのように見えて実は高校時代にハーフマラソンをキロ4付近で走破しているらしく、練習でも難なく距離走をこなしているためマルチな活躍に期待が掛かる!

【超然のシックスマン】伊東 誉礼(B1)
北の大地、室蘭から遥々やってきた!受験期から電通大陸上部のブログを読み込んでいたという特殊なオタク気質であり、情報のリサーチや文章のアウトプットに対する抵抗の無さでは冨井や佐藤光敏の傾向を継ぐ存在!同期にはスピードを持ちながらロングにも手を出す選手が多いが、彼は中学から高1まで短距離だったということで純中距離ランナーの立ち位置での活躍となるか!

【白銀を照らす紅い閃光】河野 正梧(B1)
相手が誰だろうが関係無し、うんざりするほどボケ倒す!入部当初から異彩を放っていた関西の血!同期トップの1500m4’11という目を見張る高校ベストを持つがあまりレースに出ていない5000mでも16’14を持っている!大学1年目は怪我に苦しみ思うように走ることが出来なかったが、将来は長距離の主力としても期待したい!

【天稟の軽機関銃】千代 開莉(B1)
飲み会ではノンストップでツイートを連投、ブログや日誌でも入部直後からいきなり己の色を全開にして衝撃を与えた鉄道オタク!中高でも中長距離走をやっていたはずだが、入学直後6月の大学初レースで1500mのPBを17秒更新と走りの面でも鮮烈なデビューとなった!バネを活かし小さな体からは考えられない伸びやかで美しいストライド走法が持ち味!自己肯定感が低いようだが実は隠れファンが多いぞ!

【先駆ける電光石火】前田 智也(B1)
バネとスピード自慢揃いの同期の中で貴重な純長距離志望!故障続きでまだトラックレースには一度も出ていないが高校ベストは1500m4’17とポテンシャル十分!用事で集合を欠席したら一人でポイント練を敢行する、走れない時はパワーマックスに打ち込むなど修行僧枠の素質を感じる精神力が光る!シュールな面白さを秘めていることもあり一部の先輩達から変なイジりを受け続けている!かわいそう!

【沈黙の火薬庫】増田 悠人(B1)
以上です。当初イメージしていたものに対してノリがよくわからなくなってしまいましたが概ね満足しています。
M2が飛ばされているはずなので次回は江夏さんに渡してみます。いわゆる卒業エントリになりますかね?