こんにちは渡邉です。
先日、新歓行事で部活対抗腕立て大会に出場して、54回で何とか優勝することができました。
今年はアメフト部が本気で勝ちに来てて焦りましたが、みなさんの応援のおかげで新入生に気合を見せることができました。
ブログのために1人で46回もやった長田先輩はとんでもないメンタルの持ち主か変人だと思います。
4月ということもあり新歓行事に参加したり部活で新入生と話したりするたび、去年の自分を思い出してしまいます。苦しかった受験勉強を乗り越え、いざ陸上部に入っても受験によりなまった体に対応できず自分に鞭を打った日々… なんてものはありませんでした。
なぜなら、学校推薦型選抜という一般入試とは少し違う入学の仕方をしたからです。われらが電気通信大学陸上競技部では、この入試で入学することを
裏口入学
と呼んでいます(一部)。今回のブログでは裏口入学の魅力についてたっぷり書いていきます!
魅力① 楽
学校推薦型選抜を裏口入試と呼ぶ一番の理由がこれです。ただ楽と一言で表すとしても、あくまで一般入試と比べて楽、ということです。
これでも一応推薦入試ということで志望理由書(800字)の提出、筆記試験、面接試験があります。志望理由書は試験本番よりも3週間前、試験は初日に筆記試験で2日目に面接試験があります。
志望理由書は電通大の類、プログラムまで決定したうえで入学したい理由を書きます。個人的に一番重要なのは入学後何をしたいか、また卒業後はどのような職種に就職して社会に貢献するかです。
オススメは○○教授の研究室に入ってこういう研究をしたい!と書くことです。そうすると、学んだことを生かしてこういったことをすることで社会に貢献します!など、話全体の軸ができます。
筆記試験は数学、物理、化学、英語の試験を120分で解くというものです。
めんどくさ、と思うかもですが一般入試やほかの大学の推薦入試と違って共通テストの点数を加味しない方式をとっています。そしてめちゃくちゃ問題が簡単です(物理は原子が、化学は無機と有機の範囲が出題されません)。
高校の先生は電通大のような勉強しっかりやる系の大学ではこの筆記試験が一番重要だと言っていました。電通大のホームページから推薦入試の募集要項と過去問を入手してしっかり対策しましょう。
面接試験は話を聞く限り多種多様です。
自分が受けたⅠ類のメディア情報学プログラムでは、面接試験直前に全員が紙に書いた、面接官(教授)にアピールしたいことと入学後にやりたいことについてかなり深堀されました。(この紙はⅠ類しか書かないかも?)しかも8分タイマー付き。
入学が同じ代の某マネージャーは、初日に行った筆記試験の解けなかった問題を改めて面接試験中にホワイトボードに書くという鬼畜所業だったらしいです。彼女は初日の夜にたまたま友達と問題を考えていたようで解けたらしいですが、もしできなかったら… ちなみに彼女のプログラムは6人が受験して合格者は1人しかいません。次合った時は唯一神として崇め奉ります。
さらに面接試験には注意点があります。それは、面接官は教授であり、はっきり言って質問がうまい人と下手な人がいます。自分はめっちゃ質問が下手な人にわけわかんないことを聞かれました。
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面接試験本番 渡邉 vs 4人の教授
教授:~~~であるからして、君はどう思う?(謎のどや顔)
渡邉:(??????質問長すぎだし何聞いてんのかわかんねえし活舌悪すぎ!焦るな俺、とりあえず落ち着こう)
渡邉:すみません、もう1度お願いします。
教授:~~~であるので、どう考える?
渡邉:少し考えたいのでお時間ください。
渡邉:(だめだ何もわからんかった、なにをしてんのう!!)
重い空気の中、無言で10秒間という長い時間、考えるふりをする渡邉
渡邉:すみません、よくわかりませんでした。
教授:はぁ。
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これ実話です。その後、渡邉はうまい寿司食べて東京観光をしました。クリーンもしました。
魅力② 受験が早く終わる
一般入試の合格発表は、前期試験では3月6日、後期試験では3月21日です。それに対して、
裏口入学では12月5日
です。これが裏口入学のやばいところです。メリットはたくさんあります。
・メリットその1 勉強から解放される
これはそのままの意味です。1月に行われる共通テストは一応受けて、その点数を大学に送付しなければなりませんが、点数は合否に反映されないので適当に受けても大丈夫です。
ちなみに渡邉は共通テストのリサーチを出して普通に「E判定」でした。7割くらいはとれたんですが、一般受験とは恐ろしいものですね。
・メリットその2 やりたいことができる
これもそのままの意味です。12月の最初に受験が終わってしまうものですから、正直言って暇になります。周りは受験勉強しているので、あまり友達と遊ぶことはできませんでしたが、自分はスイッチ買ったり車の免許合宿に行ったりしていました。
また、大学でも陸上をやろうと考えていたので後輩に混ざって練習したりもしました。(資格を取ろうとしましたが4日で挫折しました。)
推薦で入学した某長距離部員はだらだらしてたらしいです。渡邉も同じく。某マネージャーも同じようなことを言っていた気がします。
・メリットその3 1人暮らしの物件を早く探せる
これは渡邉にとってはかなり大きかったです。
大学に近くて家賃が激安のところをひたすら探しました。12月、1月時点ではかなり条件の良いアパートが残っており、一般受験組と比べて物件探し戦争に勝利しやすかったです。大学から近いといいことばかりです。
友達を連れてきやすいし、朝起きるのが遅くても大丈夫です。特に電通大の近くではOKスーパーや業務スーパーといった激安スーパーがあるので自炊もやりやすいです。
魅力③ 大学について調べられる
これも推薦入試において重要なメリットの一つだと思います。一般受験をした人と比べて、推薦で入学した人は学力が低めな傾向があるそうです。(たまに教授にバカにされることもあるらしい)しかし大学に対する思いやモチベーションは高いと思います。
電通大の推薦入試では類・プログラムを決めたうえで入試を受けなければならなく、さらに志望理由書、面接試験があるので入りたい研究室、やりたいこと、将来のビジョンがはっきりしている人が多いという印象です。
ただ、渡邉のようにもとからやりたいことがあったというより、推薦入試を受けるために電通大でできることを探したという人も多いです。将来のことはわかりませんが、仮に電通大に受かった時に「何をやってみたいか」を考えておくことで大学の勉強のモチベーションに繋がります。
某長距離部員は面接試験でここの研究室に入りたいです!といいましたが今はどこに行ってなにをしたいか迷走中らしいです。
まとめ
渡邉は腕立て大会に優勝し、あんまり苦しくなかった受験期を思い出し、ウエイトをしました。
これを見た人は裏口入試についてばっちりですね。高校3年生の皆さん、9月からでも十分に間に合います。
※同じ推薦入試でも学校推薦型選抜と違って、総合型選抜は化け物です。間違えないようにしましょう。
推薦入試は一般入試と違って落ちてもどんまいで終わります。
この記事を読んだ人はぜひ電通大の推薦入試に挑戦してみてください!
次のブログは裏口入試倍率6倍の壁を越えた神、長沼さんにパスします!