はじめに

こんにちは。魂の故郷は調布、生涯調布在住、骨も調布に埋める予定、夢は調布市名誉市民の冨井です。

3月で電通大院を修了し既に卒部しているのですが、ロスタイムでのラストブログとなります。

私が調布に引越し、電通大に入学し、電通大陸上部に入学したのは2017年4月のこと。実に9年間を過ごしました。近年は人間関係リセット症候群なんて言葉も知名度を上げていますが、こう見えて飽きっぽい私が一つの場所、コミュニティに9年間も身を置き続けたのは人生を通して類を見ない例になるでしょう。

これだけの年月の間には我々を取り巻く環境にも様々な変化があります。今回はそれら、つまり、調布市、電通大、および電通大陸上部の変化のうちインパクトが特に大きいものについて、思い出せる限り挙げていきます。人気になった、人が増えた、雰囲気がこう変わった、のような閾値の問題が生じる事柄は除外し、明確に非連続的な変化のみ対象とします。

部報では自身の9年間について振り返り、卒部式では後輩達へのメッセージを主に話しました。対してブログは全世界に公開されるという特性もあり、まあわざわざこんなところまで見に来る方がどれだけいるかは分かりませんが、今回は私と近いUEC17前後の方々へ贈る思い出話と「今はこんなことになってるよ!」という報告を主眼とした記事となります。

調布の閉店

らんちたいむ(2019/3)

特に運動部にとって昼食の大定番。お弁当や揚げ物ががっつり格安に手に入り、昼のミーティングや幹部会ではみんなが教室で頬張っていました。

食神がTwitterで閉店告知を間接的に上げただけでfav/RTが300を越えている辺りからもどれだけ閉店が衝撃的だったか伺えます。

東京エガオ食堂(2019/9)

ご飯、味噌汁のおかわり自由はもちろんのこと、ポテトサラダなどの副菜やデザートもビュッフェ形式で食べ放題のバグのような定食屋。

新歓期などちょっとした食事会に重宝しました。

夢走家(2020/3)

通称ドリラン。調布はラーメンが微妙、と昨今言われがちですが、家系として高めの評価を得ていた記憶です。

竹屋(2022/3)

つけ麵と油そばのお店。新歓期にここで人生初の油そばを奢ってもらって、「この世にこんな美味しい物があったなんて……!」とカップラーメンに触れた箱入り娘の如く感動しました。

助格家(2023/5)

こちらも家系ですが、深夜3時まで営業かつ調布駅の中央口を出てすぐという立地もあって飲み会後の二次会三次会に重宝されていました。

郎郎郎調布南口店(2023/9)

さぶろうと読ませるのですが、周囲ではろろろなどと呼んでいる人も多かったです。揚げが特徴的。

来店の度に不味い不味いとみんな言いながら足繫く通い続ける奇妙な店でした。「どこよりも水が美味しく感じられる場所」のような評価も印象深いです。

鯉寿司調布店(2024/6)

西門の近くにあった庶民派価格の寿司屋。西地区の研究室の人間はよくお世話になっていました。

特にランチちらしのコスパが抜群です。

調布モナコ1号店(2019/2)

私はゲーセンとは縁の無い人生なので行ったこともありませんが、音ゲーマーの電通大生にとっては聖地とも言えるモナコ。

すぐ近くに別のモナコがあるとも聞いていてあまり状況を把握していなかったのですがこの機に調べてみたら、元々調布駅周囲には3号店まで3店舗あり、2号店はさらに何年も前に閉店、次いで1号店が閉店し、今残っているのが3号店なんですね。

調布の開店

トリエ京王調布(2017/9)

学部の入学式で調布市長が「ビックカメラや映画館がもうすぐ誕生します!」と誇らしげに告知していたのを覚えています。

こんな施設がすぐ隣に出来てしまったらパルコは商売あがったりではないかと心配されていましたが、なんやかんやどちらも普通に賑わっていますね。ごく個人的な感覚として、トリエは23区のお高く止まった香りがするのに対してパルコは多摩地区らしくのほほんとした空気を感じて好きです。

オーケー調布店(2019/9)

昔は電通大周辺の住民にとってスーパーと言えば西友でしたが、OKが開店してからは一転。大体のものはここが一番安い気がします。

B1の頃、毎週の実験レポートを書いている間の深夜2時頃に気分転換として散歩がてら西友まで買い物に行っていたのが懐かしい。OKはドーム(UEC Port)からじゃあ散歩にもなりませんね。

業務スーパー調布小島町店(2021/4)

私が学部を卒業し大学院入学、加えてドームを退去し他のアパートに引っ越したのと同時のオープン。

業務スーパーは意外とOKより高かったりする、などとも時折言われていますが、私の見解では、業務スーパーは業務スーパーにしか無いものを買う場所と思っています。実際、他所にも売っている清涼飲料水やお菓子なんかは普通にOKの方が安いです。

ドン・キホーテ調布店(2024/9)

西友の上にとうとうドンキが来るらしい、と知った時は「来てくれるのか」「来てしまうのか」両方の感情がありました。あの店が駅前にあるだけで町全体の雰囲気が少し変わる感じがします。

プロテインバーが安いのでそのためだけにたまに訪れています。

ぶっ豚調布店(2020/08)

電通大全体でどうなのかはあまり把握していませんが、少なくとも陸上部内ではソウルフード的立ち位置に君臨している二郎系です。

一応チェーン店なのが意外でした。

くら寿司調布駅前店(2021/12)

大抵なんでも揃っている最強の街・調布に数少ない足りていないものとして回転寿司はよく挙げられていました。どんどん最強になってしまいますねー。

施設設備の変化

多摩グラのトイレが綺麗に(2017年夏)

私が入学した当初の多摩グラのトイレはそれはもう汚い、というかいつ建てられたの?と言いたくなる代物でしたが、夏休みを越えた辺りで綺麗にリニューアルされていました。

「小便器」と言える独立した器が存在せず、微妙に仕切りがあるような無いような「壁」に出すスタイルです。人生で多摩グラ以外に遭遇したことあったっけ……。

食神のトイレが洋式に改修、落書き板の廃止(2022/11)

厳密には電通大の施設ではありませんが人呼んで南食堂、広義電通大ということで。

元々食神の和式トイレには「食神落書き板」と呼ばれるホワイトボードが置かれており、利用客が感想や質問、要望を書き込んで店長が気付いてはTwitter上で返信するささやかなコミュニケーションが存在していました。

しかし質問箱が同等の役割を代替しつつあったのもあり、2022年に綺麗な洋式トイレへ改修されたのを機に撤去されました。

ちなみに下のは僕の書き込みです。

西9号館改修(2023~2024年)

電通大の建物の中でもボロい寄りだったのが1年近くの大工事で一転、ピカピカになりました。他所の研究室の方々からは羨ましがられますが、西9の民としては、数ヶ月間だけ研究室を丸々引っ越す羽目になったのが大変だった印象が強いです。

Ⅰ類はお馴染み、2階の巨大な計算機室(CED)が存在した空間は何やらオシャレなリラックススペースに生まれ変わりました。

菅平セミナーハウスの内装がリニューアル(2025)

ひんやりとしたパイプ感のあった二段ベッドは木の温もりが感じられるベッドに置き換わり、食堂にはピアノが配置。提供されるご飯の感じも様変わりしました。

以前までのものが悪かったとは決して言いませんが、新鮮さもあり2025年の夏合宿は例年以上にみんなモチベーションを持って充実した生活を送れていた気がします。

電通大の授業やシステム

基礎科学実験が毎週から隔週に(2020?)

実験をしたら1週間後の13時までのレポート締切が降ってきて、必死に書き上げてなんとか13時ギリギリに投函したと思ったら間髪入れずにカフェインでガンギマった徹夜明けの目のまま次の実験が始まる無限ループ。

コロナを機に実験週と講評週が交互に入る仕様になったそうで、こればっかりは老人達がどうしても老害仕草をしたくなります。ちなみに基礎科学実験Bは一からレポートを書くのではなくワークシート形式?になったらしいですね。

2026年度からは毎週実験に戻ると聞いてどこか嬉しさを感じてしまうのが本当に老害。

コミュニケーションマークの変更(2021/10)

せっかく電通大らしい最高にイカした校章があるのに没個性的なコミュニケーションマークばかり使用しているのは不満の募るところでしたが、せっかくこのマークにも多少の愛着が湧いてきたかという矢先に謎のマイナーチェンジが入りました。いったい何の事情でこんなことするんでしょう。

コミュニケーションマークは使用の規定が大変厳しいので、画像リンクだけ貼っておきます。

変更前

変更後

電子掲示板の運用開始(2022)

電気通信大学のくせに重要情報がなんでもかんでも紙の掲示板にだけ張り出される点は長年揶揄されてきましたが、学生ポータルの運用開始と共にとうとう電子的な掲示板が用いられるようになりました。

ごく一部の親切なオタクが常日頃から掲示板をチェックしてはハッシュタグを付けてTwitterに写真を共有する文化も無くなるとそれはそれで寂しいものです。#モロコツメモ は我々の世代の大学生活の生命線でした。

大括り入試、1年後期類分けの廃止(2023)

前期は類分けをせず全ての志願者を一括で選抜する大括り入試が全国的にも特徴的な制度でしたが、やはり様々な問題点を加味してか廃止されました。

高校生の時点では特に進むべき分野を決められない人が大学で半年過ごしてから進路を考えられるということで、良い面もあったのですが、賛否は2:8くらいの割合だった気がします。

個人的には倍率等の数字がたった1つバチッと出る感じが好きでした。全国的に見ても電通大クラスの規模でそんな仕組みの大学は他に無さそうでしたし。

電通大陸上部に関して

土曜練の開始が朝8時半から9時に(2018/11)

どんな理由だったか分かりませんが30分遅くなりました。

元々8時半だったのは外大の1限が8時半からだからと聞いています。

部員ブログの開始(2019)

広報主導で部員持ち回りのブログが2019年にスタート

直後の春合宿では毎日更新を義務として実際に回り切っています。

他大陸上部のブログと比べると陸上成分が非常に少なく趣味全開なところが素敵です。

部内コミュニケーションツールがLINE→Slack(2019)→Discord(2023)に

当初は部内の連絡は専らLINEが用いられていましたが、広報の先輩方主導の下、2018年にSlackへ移行(岡村先輩のブログに詳しく経緯がまとめられています)。

ちなみにLINEガチアンチなので部のグループにも当然入っていなかった私は全ての連絡をメーリスだけで摂取していました。メーリスで共有されなかった重要な連絡は誰かがTwitterから教えてくれました。

数年間に渡りSlackで不自由はしていなかったものの、無料枠の弾圧が始まり無課金ではろくに使えたものではなくなったため、2023年にDiscordに移行。Teamsなど他の選択肢も議論されましたが、割と私がDiscord贔屓でプッシュした感。

まあ結果的に上手く回っています。

集合回数が週5回→週3回に(2019)

主に中長の部員数減少、集合参加率の低下が深刻になっていた辺りを主な契機として、義務としての全体練習が長年週5回だったところ一気に3回へ減らすこととなりました。

「週5回なら入らないけど3回なら入るような奴なら最初から入らなくていい」のような反対意見もあり(私がそう主張していた一人)、すんなり可決はされず議論となりましたが、これを押し切った末に今の過去最強クラスのチームがあるわけですねー。

ちなみにこの改革を推したのは先生方で、「週5回設けても全然揃わないくらいなら最初から回数を絞って、そのたった3回は余程のことが無い限り全員が揃うようにした方がいい」という主張でしたが、はっきり言って現状の欠席連絡チャンネルを見ると……。まあこれ以上はOBが突っ込むのは辞めましょう。

おわりに

変化ばかり挙げてきましたが、まるで変わっていないものもたくさんあります。例えば岡田先生や狩野先生の見た目は私の入部当初から変わっていません。

食神もそらまめもかれんども依然として人気です。

新入生のオタク達は前期の合格発表の直後からエンカしたりゲームしたりしています。

夏合宿のダボスの300m*10は死ぬほどキツいです。

私は未だにスマホを持たずガラケーと8インチタブレットを併用しています。

きっと、9年間で変わらないような物は今後も当分変わらないのだろうなと思います。そう願います。

今後も電通大陸上部は、電通大は、調布は、ささやかだけどかけがえのない歴史を重ねていきます。私も陰ながら、いやむしろ先陣を切って力になれればと思います。

卒部組リレー、次回の記事は数百km西の方で荒波に揉まれる真っ最中の名手君が書いてくれるはずです。

おまけ:調布の隠れ名所

深大寺や鬼太郎関連のような有名どころ以外にも、あまり知られていないちょっとしたスポットがたくさんあるのでいくつか紹介します。

ホッピービバレッジ調布工場

居酒屋やスーパーで見かけるビールテイスト飲料『ホッピー』を生産する工場は日本にただ一つ、それが調布市の南の方、鶴川街道を少し横に入った所にあります。ここから全国に年間数千万本を送り出しているんですねー。ちなみに調布との縁に由来してホッピービバレッジは「調布びーる」「深大寺ビール」を商品展開しています。

涼風青葉の通勤路

近年はミームとして広く用いられるようになった「今日も一日」、その源流である「今日も一日がんばるぞい!」の元ネタである『NEW GAME!』の主人公、涼風青葉の通勤路は野川沿いの歩道です。電通大陸上部中長ブロックの皆さんであればジョグコースとして馴染み深いですね。

ちなみに青葉の通勤ルートを真面目に考察すると中々ハードなことをしているらしいです。

ドラゴンクエストの開発されたマンション

『ドラゴンクエスト』『かまいたちの夜』『風来のシレン』等々で知られるゲーム開発会社のチュンソフト(現スパイク・チュンソフト)は当時電通大生の中村光一氏が学生サークルのような形で立ち上げた……ことをそもそも知らない方も多いのですが、実際に開発が行われた賃貸マンションも調布駅前に現存しています。

おまけ:あまり知られていない電通大卒の著名人

有名な久夛良木さんや飯島澄男先生のほか、先に言及した中村光一氏以外にも偉大な先輩方がたくさんいらっしゃるので、こちらも何人か紹介しておきます。

私が選ぶと極端にサブカル方面にばかり偏ってしまいましたが。

Quro

入学年度で言えばUEC04に相当、DHKに所属。きらら作品『恋する小惑星』(恋アス)の原作者として名高いです。

学内の同人誌即売会「UEComic!」では内輪ネタ全開の4コマ漫画を描いて下さっています。

パソ・コン

WANIMAに「オタクくんさぁ…」と言わせるネタを流行らせた戦犯立役者。

厳密には誰が発祥と言えるかは諸説あるそうですが、ゴリ押しの末に定着させた張本人であることはほぼ確実です。

haru067

ふぁぼ爆、パクツイ、中指、インモラルな機能の数々で一世を風靡したAndroid用Twitterクライアント「ShootingStar」の開発者。

ただし非公式クライアントがほぼ駆逐されてしまった今となっては、シンメトリー画像を作るツールの作者と言った方が伝わるのかもしれません。

このツール自体が広く目に触れることは少ないものの、この世のバズったシンメトリーは大抵このツールで作られています。

ちなみに私が学部、修士と過ごした研究室の先輩に相当します。

エリザベス宮地

私でも名前を知っているBiSHなどのMVの監督を務めている映像作家、映画監督。

なのですが、より衝撃的な実績は他にあります。とてもこのブログで載せられるようなものではないので知りたい人は自己責任で調べてください。いやこうして言及していること自体アウトなのかもしれません。

数年前までは在学当時の臨場感のあるブログがそのまま公開されていたのですが、いつの間に記事のほとんどが消えてしまっており残念。まあWayback Machineにはある程度残ってるんですけど。

たくぽん

身内贔屓ですが、タイムリーなので言及します。

先日、2026年3月10日放送のマツコの知らない世界でも出演した”川崎インフルエンサー”、その正体は私の2学年上、駅伝でも共に襷を繋いだ佐藤卓先輩その人です。

いや全くそういうタイプじゃなかったじゃないっすか……。

たった数年でも人にはこんなことが起こり得るのだなあと震撼させられました。

Leave Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA