どうも!ポテンシャルエネルギーの高い上原です!今シーズンは走りの方でも活躍できるように頑張ります!僕たちも一年生が終わってこの春からは二年生!! 新入生が入ってくるので、自分の威厳を保つために、何かやらなければと思いつつも、特に何かやるということもなく、だらだらと春休みを過ごしております。

今回話すトピックは「足の着地」についてです!皆さんは普段走っているときに足の着地の仕方について意識を向けたことがありますか?僕はいつも電通陸上部員のメンバーの走りを見ていますが、実はみんなそれぞれに着地の仕方に違いがあります。今回は大きく分けて三種類の足の着地法を紹介します。

フォアフット(ベアフット)

一つ目にフォアフットです。別名ベアフットとも言います(ベアフットは裸足という意味)。これはよくケニア、エチオピアなどアフリカの選手に多い接地法です。大迫傑選手やエリウド・キプチョゲ選手などはこの接地法をしています。この接地法の利点は、地面との接地時間が短いため短時間で足を前に運べる事、体の前傾姿勢をキープしたまま効率よく前に進むことができることなどがあげられます。またつま先で着地することで着地時、頭から足まで軸が一直線になるため、着地の負担が分散されて、体へのダメージを軽減させることもできます。デメリットとしては、日本人はふくらはぎや足裏のけがのリスクが増えることがあげられます。アフリカ人はランニング時、骨盤が前傾するため着地時に一本の軸ができるが、日本人はランニング時、骨盤がニュートラルもしくは後傾するため、軸が崩れて負担が分散され、骨盤より下のふくらはぎやもしくは足裏へ負担が集中するからです。市民ランナーがよくフォアフット走法をしてすぐにふくらはぎを怪我したり足底筋膜炎に悩まされるのはこのためです。

コラム

実はこのフォアフット走法を30年以上も前に取り入れていた日本人がいます。名前は中山竹通。当時のマラソンの日本記録保持者です。記録は2時間8分15秒!!(当時の世界3位の記録です!)30年以上も前なのに今の実業団のランナーと遜色のないタイムです!!

すごすぎる!!!一部ではもし中山さんが厚底でフルマラソンで走っていたら2時間5分台も出たのではないかと言われています。彼は普段歩く時からつま先着地をしており、つま先からの着地を徹底的に叩き込んだそうです。余談ですが僕自身も中学生の時、この話に感銘を受けて普段からつま先着地を意識していたのですが、2週間ほどでふくらはぎのけがをしました。言い表すならばサイレンススズカと一緒です。第118回天皇賞にて第4コーナーを曲がる直前で怪我し、安楽死措置を取られた数少ない最強名馬です。皆さん‘’は‘’しっかりとケアをして練習に取り組みましょう。私のように72kg級の馬になり、部内で精神的な安楽死処分を施されます。

ヒールストライク

二つ目はみんな大好きヒールストライクです。もちろん僕もヒールストライクでヒールストライクを愛してます。ヒールストライクの代表選手は富士通の塩尻和也選手、中村匠吾選手などで、日本屈指の選手でもこの走法を使っています。この着地はいわばjapanese running method であり日本人の足にうってつけです。ヒールストライクをこよなく愛す僕がこの着地法を推す理由としては足への負担が少ない、接地の衝撃(反発)を使って走れる、足の梃子の原理を用いて走れるなどの利点があります。足を着地するときに「反射」を用いることによって素早く地面をけり、効率の良い走りができます。電通大陸上にもこの着地法をする人が多いように感じます!(嬉しい!)

ミッドフッド

最後に紹介するのはミッドフッド(中足部という意味)走法です。ミッドフッド走法は陸王で一躍有名になった走法です!足全体を使った着地というのがポイントです。僕の高校時代の先生はミッドフット走法を生徒に推していました。ミッドフッド走法の利点は膝にやさしい着地です。足裏全体を使うことで、体全体の体感を意識した走法が可能になり、全体の筋肉や関節に分散して負荷をかけることができます。習得するのには時間がかかりますが一番けがのリスクが少ない走法なので、けがをしたくない人にとってはお勧めの走法です。

結論

今回は三種類の「足の着地」について紹介しました!!走りのフォームを一つの部位に絞って考察してみるというのもなかなか面白かったのではないでしょうか。いろいろ走法を紹介しましたが結局のところ自分の走りを貫くべし!!です。次のblogはしっかりしているようで意外とお茶目な長距離ブロック、曽根君に任せたいと思います!よろしく!

おまけ

ここで高校の友達に教わった早く走るコツを伝授しちゃいます!!

それは自分がフェラーリだと思い込むことです。

英エセックス大学のスポーツ科学の研究チームによれば、「フェラーリのように駆け抜けろ」、「ジェット機が飛び立つように走れ」などののたとえ話を使うことでスプリンターの走るスピードが3%上がったという報告がありました。ちなみに、フェラーリはイタリアで生産されていますが僕は新潟生まれ新潟育ちの純日本製なのでいつも自分をイクイノックスと暗示して走っています。PS・イクイノックスの初陣は新潟です。

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