※このブログは「二十七大学対校戦の出来事」の現代語訳になっております。原文も合わせてお読みいただけますとより一層楽しめます。
一日目
朝五時に起床。近くのセブンイレブンで朝食を済ませ調布駅へ向かう。京王線、湘南新宿線経で上尾へ行く。重い足取りで上尾運動公園陸上競技場へ歩く。午前八時の集合に遅れそうになるけれど、 すぐ前に名手先輩がいたため慌てなくて進んだ。着いたうちには4×100mリレーに出場する 一年生4人がちょうど準備を始めたばかりだ。八時半に開会式に参加した。大会責任者たちは久々の本格開催のため、とても高揚した。九時ごろからユニフォームを着て、ウォームアップを始めた。緊張のため体が重かった。十時三十五分に召集を済ませ、競争開始時間を待った。待っていたところに東京外国語大学の吉平に会った。円盤投げを終えたようだ。ついに組が回ってきた。スターティングブロックに構え、雷管が鳴った。前半200mは速く走ろうとした。だけど、後半から減速を我慢することができなかった。自己ベストからかえって遅いゴールになってしまった。その後は競争に出場しないため応援に回った。1500mの決勝に山下先輩が出場した。同じ種目に中学の同級生だった新潟大学の中戸元貴 がいた。結果として、山下先輩が元貴に勝って嬉しかった。一日目の競技終わり、宿舎に向かった。浴場にボディーソープはあるのにシャンプーはなかった。最寄りの百貨店のフードコーナーで夕食をとった。 李さんが焼肉を美味そうに食べた。宿舎に戻り、十時半に寝た。
二日目
朝六時半に起床。準備済ませ八時に出て競技場に向かった。ローソンで朝食と昼食を買った。新型コロナウイルス感染のためと休んだ寺田と久しぶりに会った。いまだ咳はなはだしく味覚障害も残っていたかろう。この日に出場する4×400m リレーは終盤に行われるため、それまで競技者の応援をした。200mには狩野の総合7位だった。800mを走った 河内は惜しくも準決勝に敗れるけれど、とてもはやかった。むしろ代わりにマイルリレーに出てほしいくらいだった。山田先輩の10000m競歩で自己ベストを更新した。十四時十分より準備を始めた。チーム戦である分、前日の400mよりも体がこわばった。一年生三人も体がこわばった様子だった。 バトンが回ってくる間は憂鬱だけれど、走りだすと結構楽しかった。だけど、電気通信大学の歴代最下位記録だった。宿舎に戻った。前日はカレーを食べたけれど、この日はラーメンを食べた。李さんは焼肉を食べなかった。
三日目
朝六時に起床。宿舎を出るところ、曽禰がワイヤレスイヤホン無くし慌てた。新たに競技には出ないため気が楽だった。10000mで千葉が二周早く数え間違えた。昼食を食べていたところ人文科目履修の抽選申し込みの締め切りが近いことを知った。慌てて申し込んだ。大会の締である4×400mリレー決勝には、台前に出て観戦するのが許され大きく盛り上がった。自分もこの競技にでたいものだと思った反面、マイルリレーにでるのが恐れ多いとも感じた。閉会式の後、二年生のみんなと中華料理を食いに行った。みんな楽しくているのだろうけれど、インフルエンザA型の罹患のために競技に出られなかった長田はどこが浮かない顔した。このようにして今シーズン最後の対校戦を終えた。
原文:くわぐわやゆうま
訳:しまだはやと
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